サンウルブズ対レベルズ 

 2019 5/24 サンウルブズ対レベルズ戦が開催された。

 土曜は用事があり観れなかったので、スマホのニュースは一切見ずに試合結果をしらないまま本日録画した映像を観た。

 自宅にはJスポーツを観る術がないので毎週実家で子供と観戦するのが恒例となっているが、今回も防戦一方、子供も前半10分で飽きて外で遊ぶ始末。

 父からも2勝目を挙げて依頼ずっとからかわれっぱなしだ。

 勝てない、勝てる気がしない。

 勝てない原因が選手のインタビューで垣間見えた気がした。14番WTBのファン・デン・ヒーファーが言っていた、他のチームは1試合目から同じ選手と試合しているが、サンウルブズは毎回出入りが激しく、新たに加入(ウルフパックから加入も含む)または招集されたメンバーは一からチームになじんでいく、サインプレーの動き、サインを覚える、各ストラクチャーでの人員配置など覚える事は多い。

 チームによってコーチも違えば仲間も戦術すら違う。外部から見ていればサンウルブズの選手やウルフパック、新たに招集された選手たちはみなプロフェッショナルであり、加入すれば、試合に出場さえすれば能力を発揮してくれると誤解していた。

 中継中の村上さんも同じことをぼやいていた。他のチームはせいぜい34名、サンウルブズは故障者も多く、ウルフパックと両輪でジャパン強化するべく約50人以上サンウルブズに参加していたのだ。

 元々多国籍軍で文化やプレースタイルも異なる。スーパーラグビー慣れしていない選手も多い。ただ試合経験を積ませたい、来週はサンウルブズで試合してまた来週はウルフパックへ参加、代表合宿へ参加と選手の出入りが激しい。ただのスキルアップの場だととらえればサンウルブズは格好の機会かもしれないが、そんな中途半端な状態では決して勝てない、厳しいリーグなのだ。

 サンウルブズやウルフパック、ジャパンの目指す物はなんだ?それぞれのベクトルが異なるのに本当に両輪として強化できているのか。

 たかだかスーパーラグビーの下部リーグ相手に快勝したからなんだというのだ。下部チームは1軍とはもやはくらべもののならない程の実力に見えた。それだけウルフパックが強かったのなら良いのだが。

 

 HCのトニーブラウンが休暇でいないのはどういうことだ?スーパーラグビーも残すところ3試合ほどだ。リーグ終了後まで待てなかったのか?この状況でHC不在はあり得ない。日本のファンは優しすぎる、おとなしすぎる、物分かり良すぎる。

来週のブランビーズ戦はホーム無観客でもいいくらいだ。

今の運営側、選手たちにはプライドもなければ戦う大義もない。