石見銀山
7月に家族で石見銀山へ観光へ出かけました。
本来であればもっと子供が喜びそうな観光名所に行きたかったのですが、当時コロナ禍でなかなか出かけられない中での観光先選びで候補に挙がったのが石見銀山でした。
皆さんのお察し通り、そこまで混雑しておらず、自然を堪能できるのではないかと単純な見解で向かいましたが、当日は結構ひとがいました!
まず、最初に向かったのが石見銀山世界遺産センターという石見銀山観光最大の駐車場がある場所です。
約400台程駐車可能ですので、ここに来れば確実に駐車できます。
狭い所でモジモジして駐車場所を探すことを考えたら、まずこちらで駐車されることをおススメしますね。
この世界遺産センターでは有料の展示室や売店、パンフレットやワンコインガイドの方もいらっしゃいますので、まずここから計画を立ててみて下さい。
移動手段は徒歩、タクシー、シャトルバス、レンタサイクルなどです。
まず、世界遺産センターから町並み地区へシャトルバス約20分で向かいます。
降車場所は銀山地区と町並み地区との中間地点である石見銀山公園で降りるか、さらに奥の代官前広場のどちらかになります。
徒歩に自身と時間の余裕があり、堪能したければ奥の代官山前からゆっくり町並みを見ながら銀山地区へ歩いてみて下さい。
最も離れた代官山から銀山まで約2.5Kmあり休憩なしでも約1時間以上は歩くことになります。
町並み地区ではレンタサイクルもありますので、徒歩に自身のない方はぜひ利用してみて下さい。
古い町並みを眺めながらメイン道路を銀山方面へと進みます。
売店や蕎麦屋さんなどもありますが、コロナの関係で開いている店舗は少なかったので
少しさみしいですね。
銀山方面へはゆるやかな坂道を2.3Km登り続けることになります。
自転車も、女性や高齢な方は電動をおススメします。
ちなみに私はガイドもなし、代官山からメインの目的地である龍源寺間歩まで約2.5Kmを歩き、帰りは2.3Km歩き、中間地点の石見銀山公園から駐車場へのシャトルバスへ乗り、帰路につきました。
間歩の中は鍾乳洞と同じく中の気温は一定で夏場は涼しく、冬場は暖かいでしょう。
間歩の中は、400年以上前の人たちが、重機も使わずに穴を掘り続け、さらに内部で発生する湧き水をうまく排水する方法なども案内を見て想像してみると、いかに重労働だったかがわかると思います。
さらに、そこから銀を採掘して時の権力者たちに献上し、地域が発展していったことでしょう。
今では衰退してしまいましたが1600年代には、石見地方には多くの方が住んでいたようです。
意外と人が多かったのは予想外でしたが、それだけ注目度のある世界遺産ということがわかりました。
せっかく中国地方に住んでいるなら、一度は訪れてみたい場所です。
個人的に感じたのは、雨天でさらに気温が35℃ある中で20代の女性がデートで石見銀山を訪れ、カッパを着て坂道の自転車を汗だくでこぎ、必死で前方を走る彼氏を追いかけるシーンを何度かみました。
私が女性なら、デートでは訪れたくない場所だなとおもいました。(笑)
この日の為にワンピース着たり、スカート穿いたり、ヘアースタイルやお化粧もバッチリしてきたのに!と嘆くことでしょう。
はっきり彼氏が事前に情報収集してパンツスタイルがいいとか、ちょっと疲れるけど大丈夫?だとか気遣いが必要かもしれませんね。
でないと、帰りの車内で重たい空気になりますよ!
石見銀山に限らず、自然の観光名所に行く場合全て同様だと思いますが。