POWER QUEST  パワークエスト

 パワークエストはデビュー時はパワーメタル、最近ではメロディックパワーメタル、などと呼ばれる。

 

 デビューアルバムは2002年のWings of forever で、私は購入していない。

 余裕があれば購入したいのだが。 

 二枚目は2003年のNever worldで、代表曲はその名もNever world。

 約9分の大作で、アレッシオのハイトーンが健在である。

 ちなみにこちらも持っていない!

 

 私が最初に購入したのは2005年のMagic never  dies である。

 この3rdがお気に入りで、たまに聴いている。

 イントロから映画が始まるようなSEが流れる。勢いよくドラムからの2曲目Find my heavenが爽快なメロディ、乗りのいいツーバス、エッジの聞いたギターにボトムを支えるベースがうまく絡んでいる。

 基本的に皆演奏能力は高い。テンポの速い曲を演奏する以上、ある程度の技術が必要となる。

 

 ギターは1本で、リフもメロディ、ソロもこなす。なかなかいいメロディセンスだ。

 意外とドラムとベースも気に入っている。ただ早い、重いだけでなく、特にドラムに関してはノリがいいのでかなり好きだ。

 リーダーであるスティーブ・ウィリアムスはキーボードで素晴らしいメロディを奏でる。テクニカルなギターソロとキーボードとのインタープレイは聞きごたえ抜群!

 

 もちろんパワーメタル系バンドの必須はハイトーンヴォイスだ。

 素晴らしいハイトーンを聴かせてくれる。

 このアルバムは買って損はない。全て速い曲でなく、緩急ついている。

 

 4枚目の2008年にはMaster of illusion を完成させる。3枚目が良かったので発売日に購入したが、メロディや世界観には前作に軍配が上がる。

 ありがちだが、ヘヴィな路線へと少しづつ向かっていった。

 

 2011年のBlood Allianceではリーダーのスティーブ以外のメンバーを入れ替え、かなりヘヴィな作品となった。

 パワークエスト史上最もヘヴィだ。しかし、相変らずうまくキーボードも盛り込んで素晴らしいメロディ、ギターのヘヴィなリフも堪能できる。

 私は実は最も好きなアルバムかもしれない。

 2017年に最新であるSixth dimension を発売する。

 サウンドはかなり軽い。まさに原点回帰だ。

 しかし、メロディがイマイチ。ギターもヘヴィさが物足りない。

 ヴォーカルもサイド交代している。

 

 てなわけで、今回パワークエストをおススメいたします。

 日本人はメロディが好きだからね!

こちらは私のお気に入りアルバム Magic never dies からのSEからの2曲目!
Power Quest - Find My Heaven

こちらはBlood alliance から日本盤ボーナスのTime to burn

ギターの音、ヴォーカルの声が違いますね。
Power Quest - Time To Burn