レンタカー屋さんの勤務シフト
必要な人数は前述で述べた様に、店の出店場所でも変わってきます。
空港店や駅前店は忙しい為、人数が多い。
色々なパターンがありますが、一般的なパターンとしては、
店長、副店長、社員(契約含む) 4~5名
アルバイト、パート 2~3名
バックヤード 1~2名
365日営業している為、所属スタッフは必ずこの中から1~3名は休みです。
さらに、営業時間が8:00~20:00の場合、
8:00~17:00 (12:00~13:00休憩)8H勤務 1~3名
8:00~20:00 (13:00~14:00休憩)11H勤務 2名 3H残業
11:00~20:00 (14:00~15:00休憩)8H勤務 1~3名
おおまかにこの様なシフトを組んで12時間の営業時間を回しています。
人数はメインの時間帯に最も多くのスタッフを配置する様に組んでいます。
基本的には忙しい時間帯はその店舗ごとにズレはありますが毎日決まった時間帯です。シフトを組むのは責任者または担当者が1月前には作成しますので、前年傾向、イベントの有無、予約状況を判断して人員配置、休日、勤務シフトを考えます。
店舗に人員で対応出来ない程予約が多い場合等は、ひと月前に把握可能であれば他店舗からの応援も考えて組みます。
残業のない勤務シフトを組むことが常に理想的ではありますが、やはりどうしても10H~40Hくらいは残業がついてしまうのが現状です。
残業を減らすには、個々の生産性を上げる以外には人員を増やすのが最も手っ取り早いです。しかし、どの業界も人員不足にあえいでおり、レンタカー業界も例外ではありません。
いかに、求人条件を良くして入社してもらうかが大切です。
その為、様々な勤務体系、年齢、バックグラウンド、担当業務があります。
勤務体系 正社員、契約社員、パート、アルバイトなど。
年齢 20代~60代
バックグラウンド 車関係、GS、接客業など
担当業務 全て、コールセンター(電話メイン)、バックヤード(洗車メイン)
空港や駅前では当然飛行機や電車の発着時刻時間帯が最も忙しいです。
これから借りる人、返却する人と同じ飛行機や電車に乗られる方も多い時などは特に大変です。
最近では外国人利用客も非常に多く、日本語が話せない方ばかりですので、地方店ではバイリンガルスタッフがいませんので対応に苦慮しています。
大きな店舗ではバイリンガルスタッフがいる場合も多く、これからは英語が話せるスタッフは重宝される可能性があります。
もし、レンタカー業界に興味ある方がいらっしゃり、参考になれば幸いです。