大山登山

小学生4年生の時依頼の大山登山へ行ってきた。

下の子が4年生になったら行こうと言っていたので、有言実行した。

天気は良好、秋でとても過ごしやすい気温で絶好の登山日よりだった。

次男と長女に、一度は大山登山を経験させてやるのも親の宿命だと思っていた。

私はマリンスポーツもウィンタースポーツも興味がない。

親の興味に左右される子供の環境だが、我ながら子供達にはたくさん色々な場所へ連れて行ったと自負できる。

家族旅行にも行き、公園、飛行機、フェリー、ロープウェイ、タワー、映画館、遊園地、水族館、キャンプ、川、魚釣りなど思い出せただけでもかなり連れて行った。

ただ、海と冬山だけはゴメンナサイといったところか。

 

登山は装備品や持ち物など若干気をつかう。

持参品は飲物、食料、防寒着だけだ。

長女には何も持たせなかったので、私と次男だけカバンにこれらのものを積み込んだ。

飲物は母が水筒を用意し、更にわたしがコンビニでそれぞれのペットボトルを購入した。

結局水筒は不要だった。かさばるし、重い。11月だったのでさほど喉も乾かなかった。

防寒着は重宝した。長女は7合目あたりから寒いと言い出し、防寒着を着せた。

5合目あたりからキリが立ちこめ全く景色が見えない。

気温もみるみる内に下がっていき、手袋を忘れたのが失敗だった。

8合目辺りに行くと混雑してきた。下る人と登る人が譲り合い、さらに年配グループがいたのでさらにペースは落ちる。

段差が大きい箇所も多く、年配の方は登る時も下る時も大変だろうなとひたすら関心していた。

 

約2時間で山頂手前まで登った。事前情報で木道の修理中で山頂には行けないとあったので、途中で休憩し昼食を早々とすませ、寒いしキリで全く景色が見えないため下山することにした。

私が小学生の頃にみた素晴らしい景色を子供達に見せてやることができなかったのがとても残念だった。景色が観れないので子供たちは自分たちが登って来た1700mを実感しることが出来なかったようで、あれだけ前日には楽しみにしていた長女はもう登りたくない!といっていた。(笑)

自分が雲よりも高い場所にいることが実感できなかった。あの素晴らしい弓ヶ浜半島を見せてやりたいな。

 

登りは2時間、15分休憩し、1.5時間で下山できた。

下りの方がやっぱり気持ちも楽だし、体力的にも楽だった。

寒かったが下るにつれて晴れてきて、気温も上がってきた。

帰りに大山寺まで歩いて日本一長い石畳を歩いて参拝して帰るか?と子供達に問うと早く家に帰りたい!というので、帰路についたのでした。